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医療保険や介護保険は使えますか?
mediVRリハビリテーションセンターは自費リハビリ施設のため、公的保険を使うことはできません。なお、医療保険・介護保険の範囲内でmediVRカグラを使ったリハビリを提供している施設もあります。mediVRカグラ導入施設一覧ページからご確認ください。
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自費リハビリとは何ですか?
医療保険や介護保険を使わない保険適用外のリハビリです。医療保険や介護保険を使ったリハビリは、法律によって受けられる期間や回数が決まっています。自費リハビリは全額自己負担ですが、その分患者さまが納得できるまでリハビリに取り組むことができます。
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成果報酬型システムのメリットは何ですか?
これまでの医療・リハビリ業界では、「成果が出ても出なくてもリハビリを行った時間に対して料金を支払っていだく」システムが基本でした。公的保険が使えず高額になりがちな自費リハビリにおいては、「治るかどうかわからないまま通いつづけ、高額な料金を払いつづけなければいけない」と不安や葛藤を抱えている患者さまもいらっしゃったのではないでしょうか。
わたしたちmediVRは、医療・リハビリ業界も結果に責任を持つことが必要だと考え、世界で初めて成果報酬型システムを取り入れました。万が一成果が出なかった場合は費用をいただかないので、患者さまも安心してリハビリに取り組めるのではないかと考えています。また、わたしたちも費用をいただけるよう、真剣に患者さまに向き合い、良質なリハビリを提供いたします。絶対に叶えたい目標がある方、本気で良くなりたい方は、ぜひ一度お問い合わせいただけると幸いです。
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成果報酬型以外のお支払い方法はないのでしょうか。
従来のリハビリと同じ時間報酬型のシステムを選んでいただくことも可能です。1時間あたりの料金は患者さま一人ひとりのお身体の状態によって変わるため、まずはご面談させていただければと思います。
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どんな疾患(症状)を対象としていますか?
特に制限は設けず幅広い疾患(症状)を対象としていますのでお気軽にお問合せいただければと思いますが、参考までに治療実績が多い疾患(症状)を以下に列挙いたします。
脳外科・脳神経内科領域:脳梗塞、脳出血、失調症状、片麻痺症状、半側空間無視、複視、パーキンソン病、多系統萎縮を含む神経変性疾患、高次脳機能障害、認知症
整形外科領域:股関節疾患(大腿骨頸部骨折術後等)、膝関節疾患(変形性膝関節症等)、肩関節疾患(肩関節周囲炎等)、脊椎疾患(脊髄損傷及び脊髄梗塞等)、腰椎圧迫骨折、腰痛、リウマチ関連疾患
老年内科領域:フレイル、サルコペニア
麻酔科(ペイン)領域:脳卒中後中枢性疼痛(CPSP)、複合性局所疼痛症候群(CRPS)、慢性疼痛、線維筋痛症、神経因性疼痛
腫瘍科領域:抗がん剤関連副作用、廃用症候群、ケモブレイン、末梢神経障害、各種手術関連後遺症、ステロイドミオパチー
小児科領域:脳性まひ、発達障害、注意欠如多動性障害
精神科領域:うつ病、統合失調症、不安障害
その他:内耳機能障害
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mediVRカグラを使ったリハビリのエビデンスを知りたいです。
「エビデンス」ページに、mediVRカグラを使ったリハビリを研究対象とした日本語医学論文、英語医学論文を掲載しています。
こちらをご参照ください。
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座位保持ができないとリハビリは無理ですか?
mediVRカグラを使ったリハビリは臥位(ベッドに寝た状態)でも可能です。そのほかご心配な点がありましたら、お問い合わせ時にご相談いただければお答えいたします。
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認知機能が落ちていたり、コントローラーを自分で握ることができなかったりするとリハビリは難しいですか?
そのような場合はコントローラーを手や腕に巻いて認知負荷のきわめて低い課題から取り組んでいただきます。特殊技術により少しずつ自発性を引き出せる設計になっていますので、たとえばミニメンタルステート検査(MMSE)が一桁の重度の認知症の方や、高次脳機能障害により意思疎通が困難な方でも十分な回復を見込めます。
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発症から数年が経っており、医師から「これ以上の改善は見込めない」と言われました。
問題ありません。これまで、ほかの医師や医療機関から匙を投げられてしまった患者さまを多数受け入れ、「もっと早くこのリハビリに出合いたかった」という言葉をいただいてきました。まずはお身体の状態を確認させていただけたらと思います。
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以前VR酔いをしたことがあるので不安です。
一般的に、約3割の方がVR酔いをすると言われています。mediVRカグラはVR酔いを予防する特許技術をもとに開発した機器なので、酔ってしまう方は0.5%未満と非常に少なく、VR酔いの症状が起こってもきわめて軽微であることが特徴です。mediVRリハビリテーションセンターではご希望に応じて定価より安価にご体験を受けられるプログラムをご用意していますので、まずはご自身に合うかどうかお確かめください。
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mediVRカグラ以外のリハビリメニューはありますか?
必要があると判断した場合は患者さまに合わせたメニューを提供します。ただ、mediVRカグラを使ったリハビリだけで充分であるケースがほとんどです。
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リハビリを担当するのはどんな方ですか?
mediVRカグラを熟知した医師、セラピスト(理学療法士、作業療法士)、薬剤師などがリハビリを提供します。なお、mediVRの公式noteにスタッフへのインタビューを掲載しています。詳しく知りたい方はご参照ください。
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mediVRとはどんな会社ですか?
2016年に大阪大学発ベンチャーとして創業した医療機器メーカーです。循環器内科医の原正彦は、臨床現場での知見や課題意識をもとに、VRを活用したリハビリテーション用医療機器・mediVRカグラを開発しました。2019年に全国の大学やリハビリテーション病院、介護施設に向けて販売を始め、導入施設でさまざまな改善実績が得られたことから、2021年にリハビリテーションセンターを開設しました。より詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。
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面談・体験の際に用意するものはありますか?
身体を動かしやすい服装でお越しいただけると幸いです。紹介状や病歴がわかる資料、CTや採血の検査結果、お薬手帳がもしあればご持参ください。
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リハビリを受ける際に用意するものはありますか?
身体を動かしやすい服装でお越しいただけると幸いです。
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目標はどのように決めるのですか?
患者さまの気持ちを最優先しながら話し合って決定します。具体的には、「介助なしでお風呂やトイレに入れるようになりたい」「子どもを抱っこできるようになりたい」「怪我をする前に目指していた大会に出場したい」など“何ができるようになったら一番うれしいか”を聞き取って、患者さまやご家族さまのご希望に添える目標を一緒に考えさせていただきます。その上でお身体の状態を確認させていただき、最終目標・マイルストーン(途中段階のステップ)・達成したときの金額をご提案し、納得していただけたら契約となります。
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利用料金はいつお支払いするのですか? 最終目標を達成したときですか?
mediVRリハビリテーションセンターでは最終目標までの過程にいくつかの中間目標を設定し、この中間目標を達成するごとに契約時に一緒に決めた金額をお支払いいただきます。たとえば、「椅子から一人で立ち上がれるようになったら◯◯万円」「歩行器で歩けるようになったら◯◯万円」といった具合です。万が一お支払いいただけない場合、リハビリはそこで終了となり、次のステップに進むことはできません。詳細は利用約款の第5条をご参照ください。
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各ステップを達成したことをどのように判断するのでしょうか?
医学的な客観指標(たとえば「10メートルの歩行スピードが30秒から15秒になった」など)を提案したり、患者さまが納得するレベルがどの程度かを聞き取って明文化(たとえば「握った手を開いて掴んだものを意思通り手放すことができる」など)するなど、判断規準も患者さまと相談しながら設定します。その判断規準をもとにしながら、ステップを達成したと言えるかどうかについても患者さまと話し合って判断します。なお、ステップを達成してから一週間その状態が維持されたときに料金が発生します。ご納得いただけない場合は費用をお支払いいただく必要はございませんが、次のステップのためのリハビリを受けることができません。
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一度は目標を達成したもののしばらくして元の状態に戻ってしまった場合、もう一度リハビリを受けられますか?
目標達成後半年間は、自然経過により症状が再燃した場合に限り無料でリハビリを受けていただくことが可能です。ただし、マイルストーン達成後新たに発生した病気等が原因でリハビリが必要になった場合はこの限りではありません。詳しくは利用約款の第5条をご確認ください。
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どれくらいの頻度で通うものなのでしょうか?
週3〜5回通っていただくことが理想ですが、週1回でも問題ありません。それ以下の頻度になると進捗が遅くなってしまうため、お引き受けできない可能性もあります。頻繁に通えない事情がある場合はご相談いただけると幸いです。ご事情に対してできるだけ柔軟に対応させていただくようにしております。
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リハビリ1回の所要時間はどの程度ですか?
お身体の状態やその日の体調、内容によって異なりますが、1時間ほどを目安にお考えください。mediVRカグラによるリハビリを20-40分、その他検査や評価等の時間を含め1時間ほどです。
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効果はどれくらいで出るのでしょうか?
医学的な意味での効果は初回から得られることが少なくありません。患者さまご本人が実感できるレベルとなると人によって差が出ますが、3回ほどで日常的な変化を感じる方が多いようです。もちろん、初回から変化を実感していただけることも多いです。
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途中で辞めてもいいのでしょうか?
問題ありません。設定したステップを達成していない場合は費用も発生しません(※ただし、リハビリ1回につき1000円の予約管理料金のみ発生いたします。詳しくは利用約款をご参照ください)。
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費用はどの程度かかりますか?
お身体の状態や目標、患者さまの経済状況によって異なります。mediVRでは社会貢献活動の一環として小児の患者さまや難病指定の疾患患者さまの一部に対して無償で治療を提供しており、経済状況に応じてご負担いただく費用を設定しております。どこの病院にいっても改善が期待できないと言われた方が十分に納得できるレベルまで治療する場合、富裕層の方には高額の費用をご負担いただくこともございます。
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費用が高いように感じるのですが……。
大変申し訳ありませんが、現時点では一部の患者さまを除き、ある程度高額の費用をお支払い可能な方にしかリハビリを提供できておりません。ただし、わたしたちmediVRはすべての国民が最高の医療を受けられる社会をつくりたいと考えています。その方法のひとつが、全国の保険医療機関にmediVRカグラを導入していただくことです。もし賛同していただけるようでしたら、近隣の保険医療機関、介護施設やデイサービスに対し、mediVRカグラを導入するよう働きかけていただけると幸いです。弊社の自費リハビリテーションサービスは、全国の保険医療機関へmediVRカグラの導入が進むまで待てないという患者さまや、とにかく最速最短で治したい、との声に応えるために開始いたしました。ご理解いただければ幸いに存じます。
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クレジットカードの利用はできますか?
ご利用いただけます。その場合、使用上限金額のご確認をお願いいたします。
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ほかのリハビリサービスと併用できますか?
デイサービスや保険内リハビリと併用していただくことが可能です。
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訪問リハビリは行っていないのですか?
訪問リハビリにも対応しています。ただし、スタッフの派遣費用や機器のレンタル費用等が別途必要です。地理的な条件等により費用が大幅に異なるため、詳しくはお問合せください。
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自宅近くにリハビリセンターがありませんが、利用したいです。
既存導入施設の近隣ホテルに宿泊されて短期集中でリハビリに臨まれる方もいます。また、訪問リハビリにも対応していますのでまずは一度ご相談いただければと思います。
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mediVRカグラをレンタルし、メタバースやオンライン上でリハビリを受けることは可能ですか?
mediVRカグラの性能を引き出すには、熟練した医師やセラピストが患者さまのお身体の状態を確認しながら機器の操作を行うことが必要です。オンラインでのリハビリも可能ではありますが、推奨はしておりません。詳しくはご相談ください。
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平日夜または日曜日しか時間がありませんが、リハビリを受けたいです。
弊社リハビリテーションセンターの営業時間は原則として月曜から土曜日の10時から17時までです。夜間はスタッフの状況に応じて対応可能なこともございますが、日曜祝日はサービスを提供できませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
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関連書類(約款、キャンセルポリシー、申込書)はどこで確認できますでしょうか?
こちらのリンクからご確認ください。
利用約款(PDF版)
キャンセル料金(PDF版)
利用申込書(PDF版)